コミラボ 階段の踊り場編 part4 磨きには、大きく分けて 2段階の工程があります。 コテで磨いた後は、 軍手で仕上げまで一気に行います。 もともとの壁だった砂漆喰のパターンの影響で、大理石のような模様とはまた少し違って、雲が浮かんでいるような味わいのある壁になりました。 その後の様子は? 編集後記と共にどうぞ。 石灰クリームは磨き壁だけではなく、 様々な塗り方で幅広く使われる材料です。 小宮家で発見した 石灰クリーム使用の施工壁をご紹介! 小宮家では、ロフトにある壁塗り実験スペースが、こんなモダンな雰囲気に。 (この時は、ちょうど赤の色味と光沢をテストしている最中でした) 深みのある赤い磨き壁は、和食の飲食店などで見かける事がありますね。 キッチンのコンロ周りの壁は、砂と石灰クリームを混ぜて塗った後に コテを押し当てて表面を平滑にしています。 凹凸が少ないので、触り心地は比較的スムースです。 これならタイルの目地に油が・・・という心配もなく、快適そうです。 石灰クリームに藁スサを混ぜて、ふんわりとコテで塗った壁です。 施工されたご本人は凹凸感がとても気に入っているそう。 “優しいオフホワイト”の壁は、洋室にもよく合っています。 表面を色つきの石灰クリームで磨いた「光る泥団子」です。とてもきれいな色に仕上がっています。まるで、石を磨いたような光沢です。石といえば、イタリアでは、古くから大理石の代わりに、磨きの技法で塗られた壁や床が使われていたそうです。大理石の粉を混ぜて磨く、その名も【イタリア磨き】! 関連する他の記事 コミラボ 子供部屋を分ける壁づくり(後編) コミラボ 階段の踊り場編 part1 コミラボ 子供部屋を分ける壁づくり(前編)